タヒチの仕事

タヒチの仕事 真珠 貝柱 korori

タヒチ伝道のブログ-fac 006
 黒蝶貝の貝柱と、外套膜(ホタテ貝で言う所
の「貝のヒモ」)、貝の身を洗って、ぬめりを
取っている所。
 このオネイさん方は、真珠養殖場の従業員
では無いのですが、真珠の採りだしをすると、
割る貝があるので、貝の身を貰いに来てまし
た。日本の真珠貝だと、三重では、貝柱しか
食べないのですが、九州なんかでは、内臓
部分(牡蠣の身みたいなの)も食べるらしい
です。タヒチでも、基本は貝柱しか食べない
のですが、この島では、洗ってぬめりを取っ
て食べるようです。
僕も食べた事はありますが、ぬめりの
感触と、ぬめりの生臭さが苦手でした。
親父が、牡蠣フライみたいなのを作ったの
で食べてみた。
このように、洗って、ぬめりを取れば、美味し
く食べられるのかも知れません。
 何でこのおねいさん方の作業を見に来た
かと言いますと・・・。
 前の記事の社長さんが、
「ところで、お前結婚しているのか?」と聞くの
で、
「いや。結婚してないし、彼女も居ないよ」と言
うと、
「あそこに、Marania viruviruが居るから、口説
いてこい」と言うので、
「なんて言って口説いたら、良いんだ?」
と聞くと、
「僕は、真珠の技術者で、給料は良いから、
お金の心配は要らないし、スグに家も建てら
れるし・・・」
をいをい、イキナリ結婚申し込むのかよ?
 ちなみに、手前の方は、お母さんで、奥が
妙齢のおねいさんでした。
この年齢で、彼氏も居ない、タヒチでは奥手
な子で、話は、あんまり続かなかったな。
つか、母親が居たから?

#インデックス
ツアモツ語
Marania マラニア 女の子
viruviru ヴィルヴィル 綺麗な

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タヒチの仕事 真珠 貝割り tapu

タヒチ伝道のブログ-fac 005
 真珠貝を割って(殺して)真珠と貝柱(コロリ)を
取っている所。
 この画像で、帽子を被っている方は、現在
タヒチで自治議会議員をされている方です。
当時はまだ、議員ではありませんでしたが、
ツアモツ諸島の、とある島で村長(島長?)
さんをされてました。
 タヒチ自治議会議員には、保守(=フランス領
自治派=Tahoeraa Huiraatira党)で当選したん
ですが、改革派(=社会党系、フランスからの
独立推進派=UPLD党)に合流し、改革派が過半
数を取り、真珠大臣と、郵政大臣になりました。
自治大統領と一緒に日本にも来られた事が
あります。
真珠のプロモーションと、マグロの畜養事業
の打ち合わせでした。

 タヒチで、五本の指に入る大真珠養殖業者
の社長さんですが、ツアモツ人らしい気さくな
方です。社長自ら、貝柱取ってんだもんなー。
「貝は、割らないでまた核を入れればいいのに?」
と言うと、「色々難しい問題があってネー」
との事。後で知りましたが、この養殖場は、
母貝の確保が難しいので、閉鎖する予定だった
とか・・・。
 僕が去年作業した貝も有って、20mm近い真珠
もゴロゴロ出て来て、「わー、すげー。でけー」
とか初めて見るように驚いていました。20年も
真珠養殖していてもこうなんだろーなー。
「どうやった?どうやった?」と聞いてきたけれど、
「丁寧に作業した」て位です。
この社長さんは、今は中国人技術者を20人くら
い使ってます(写真には撮りませんでしたが、この
時も6人中国人技術者が来てました)が、核入れ
作業は良いみたいですが、真珠の採りだし作業
は下手でした。たまーに、中国人技術者の真珠
の出来が悪い時なんかに、「貝や、漁場が悪い
のか、単に中国人が下手なのか」
調べるために、僕も机をならべて仕事をする事
があるんですが、10年選手でも、かなり下手
でした。一日の作業数も、僕より少ないし。
この大貝も、中国人にさせると、使う核のお金だけ
損するから出来ないと言うのもあったようです。
大きい核は、高いですから。

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タヒチの仕事 真珠 玉入れ patia

タヒチ伝道のブログ-fac 003
 タヒチ語では、真珠技術者の事を、Patia(パティア)
と言います。Patiaの意味は「突き刺す」、とか、
「注射」です。

 写メは、真珠の取りだし作業です。
青い服を着ている方が、技術者。白い服を着
ている方は、技術者のアシスタント的な仕事
をする方。
 アシスタントは、栓を差した貝が切れないよう
に、栓を差した貝が残り少なくなってきたら、
補充してくれ、技術者が作業した貝を、また
沖に出すように、紐に縛ってくれます。
医者と看護婦の関係に似ているかも?
ただ、タヒチの場合は、女性上位なので、
彼女たちのように、女同士の仕事はそー
問題がないのかも知れませんが、僕が仕事を
すると、なんか、アシスタントにアゴで使われ
ると言いますか・・・。「もうちょっと、ゆっくり
仕事しろー。縛るのが大変じゃないかー」
と文句言われたり・・・。そのくせ、終業前に
なると「早くしろー。早く終われー」と言われたり。
日本だと、おばさんの方が良く気が付いて、
仕事してくれますが、タヒチだと若い女の子の
方が、気も効くし手際が良かったりするんだよ
なー。この白シャツの女の子と仕事をした事が
ありますが、会社の闇情報とか結構知ってい
て面白かった。気も効いたし、仕事上の頼み
事も聞いてくれて、使いやすかったです。
 先輩に聞いた所によりますと、昔は、アシス
タントの女の子は、もう一人居て、栓を差してあ
る貝を取ってくれ、貝の口を開いて、技術者の
作業台の上に載せてくれ、技術者が作業をする
と、別の貝に取り替えてくれて・・・と、技術者は
貝を手で触らなくて良かったとか・・・。
技術者は、細かい作業なので、素手で作業を
します。貝は、いくら貝掃除がされているとは
言え、触ると手が痒くなるイソギンチャクや、
これまた手が痒くなる藻なんかが付いている
場合もあるし、表面は見た目すべすべしてい
ますが、ヤスリ状で、左手の皮はいつも薄く
なってます。あと、デカイ貝なんか開けてくれる
から楽そうだなー。

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タヒチの仕事 真珠 栓差し

タヒチ伝道のブログ-fac 002
 貝掃除が終わった貝は、栓が差される。
 やっと「Mikimiki(ミキミキ)」がナニに使われ
るか紹介できます。今は、プラスチックの栓を
使っていますが、前回僕が来た時には、
この仕事場も、Mikimikiで栓が作ってありまし
た。
 日本の真珠貝も、挿核施術作業をする時に
は、我々技術者が貝の口を開けて作業する為
の、開口器(ペンチ)が貝に入れ易いように、
貝の口にくさび状の栓を差します。日本の
真珠貝は、真珠の歩留まりや、真珠の質を
あげる為に、抑制と言って、分かり易く言うと、
貝を弱らせてあるので、海水から揚げてくると、
「ふわー」と勝手に貝は口を開けてくるので、
その間に、栓を次々と差していけます。
しかし、黒蝶貝は、貝柱がとても強く、勝手に
口を開ける事はまずないので、丁度大工道具
の「ノミ」の様な物を貝に差し、その隙間に栓を
入れるという作業になります。

#インデックス
Mikimiki ミキミキ
栓 栓差し

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タヒチの仕事 真珠 貝掃除 horohoroi

タヒチ伝道のブログ-fac 004
 沖から届いた貝は、ナイロン糸で紐に縛ら
れているので、まずナイロン糸を切って紐か
ら外し、貝掃除をします。
 この貝は、既に何年も飼われていて、何度
か真珠を採っているので、今のタヒチの貝と
しては大きい方です。(昔はこのサイズが
レギュラーサイズだった)
 日本の真珠は、挿核施術(手術)後、真珠
の採りだしは、貝を割って(殺して)真珠を採
りますが、タヒチの真珠は、挿核施術と同じ
ように貝を扱い、真珠採りだし施術をして、
真珠の品質や、貝の状態を見て、再び核を
入れてまた真珠を作ります。
 さて、このサイズの大貝が敬遠される理由
ですが、中国人技術者は、このサイズの貝
では、一日の作業数が少なくなる(貝柱が太く
大きいので、貝の口を広げるのに力が要り、
時間が掛かる)ので、
「あーだか、うーだか」言って、作業放棄す
る(「真珠が汚い」とか、「貝が病気だ」とか
嘘を言ってタヒチアンを騙す)ので、施術され
ずに、貝を割られる(殺す)運命と成る場合が
多いのです。この辺りが、タヒチで、高品質
で大きな真珠が取れなくなった理由です。

 僕がタヒチに来たばかりの頃は、これが
レギュラーサイズで、
「これは、無理かも?」と思いかけた事も
ありましたが、これで慣れたので、米に字
を書くと言われる中国人技術者相手でも、
一日の作業数で負けた事はありません。

 「これは無理かも」と思った時ですが、
作業開始30分で右手人差し指にマメが出
来、一時間でマメが破れ、出血。人差し指
を避けていたら、中指が同じ状態になり、
最後は左手で貝を開けて昼まで乗り切り
ました。
昼休憩でほぼ回復。午後からは絆創膏
こそ貼っていましたが普通に作業が出来
るようになりました。この時、右手が完成
しました。この後は、作業中に指の皮が
厚くなる以外、マメすら出来ないです。

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タヒチの仕事 真珠 ダイバー hopu

タヒチ伝道のブログ-fac 001
 真珠の仕事は、まずダイバーさんたちが、
沖で飼っている真珠貝を仕事場まで持ってき
て始まる。沖では、大体5~10メートルの深さ
にロープが張られていて、貝は、そのロープに
吊られて飼われている。日本では、ロープは、
海面すれすれか、干満の関係で、せいぜい
1m程度の深さで、潜らなくても作業が出来る
が、タヒチの場合は、潜って作業することを
前提としている。
 日本の真珠貝は、ネットに入れられて飼わ
れているが、タヒチの真珠貝は、主に、貝に
穴を開けて、その穴にナイロン糸を通し、
紐に縛って飼われている。日本でも昔は
その方式だったが、人件費の問題や、
漁場の汚染などで、その開けた穴から、
病原菌や、寄生虫が入って病気や、死ぬこと
が多くなり、この方法は使われなくなった。

僕 「おーい、数間違えるなよー」
ダイバー 「だいじょーぶ。だいじょーぶ」

「タヒチアンが、"大丈夫"と言ったときは、まず
間違える。」 by タヒチの法則



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僕の仕事場 タヒチ 地域 ツアモツ

タヒチ伝道のブログ-仕事場apk 01

 この写真は、タヒチの食べ物「モコモコ」の時に
撮った椰子の木が生えていた所。
右手に見えるのが僕の仕事場。
水上バンガローだ。

タヒチ伝道のブログ-仕事場tkr 02
 こちらは、また別の島の仕事場。


タヒチ伝道のブログ-仕事場tkr 01
 こちらは、二枚目の写真の同じ島の別の
仕事場。ココは、雨が降ると濡れるし風も
当たるから大変だったなー。
一度、大風の時に、風で机が倒れたぞ。

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