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タヒチのテレビ番組

 タヒチ語での討論会番組「Mata Ara(RFO Tahiti)で、「タヒチ語」について討論された。

ゲストは、キリスト教系学校のタヒチ語の教師、タヒチアン弁護士、タヒチ大学学長、タヒチ語学修士コースの講師、ツアモツ語学者(本業はMutoi = タヒチローカル警察)

タヒチアン弁護士からは、タヒチの弁護士について、「タヒチには、80人の弁護士が居て、55人がフランス人(つまりタヒチ語が話せない)25人がタヒチアンで、12人が何とかタヒチ語が解る程度で、10人は完全にタヒチ語が話せる」との事でした。

タヒチ語の教師からは、「タヒチ語」と言う呼び方に異論がなされた。

「タヒチ語と言うのは、マオリ語の方言のひとつで、ツアモツ語もあるし、マルケサス語もあるし、ライアテア語等などもあるから」と言うのが理由ですが、他の人たちは、広く普及させるために、「標準語」としての「タヒチ語」と言う呼び方にこだわっていました。

また、「マオリ語」と言った場合には、ポリネシア圏全てを指す意味と、ニュージーランドの「マオリ族」(同じポリネシアですけれど)のみを指す混同の危険があります。

 街角でインタビューもしていましたが、若い人は、パリのRでフランス語を発音できる人(タヒチのフランス語は訛っています)は居ても、タヒチ語では話せていませんでした。

ツアモツ諸島出身の人は話せていましたが。

 ただ、見ていて根本的な事が腑に落ちませんでした。

例えば、タヒチの教師は、フランス本国から来ている人が多く、タヒチ語は全く話せません。

この問題提起しているテレビ局にしても、夕方、若者向けに「フランス語」でドラマ(寸劇)を放送していますが、これを「タヒチ語のセリフにする」、就職試験や、役所の採用試験に「タヒチ語を必修として課す」と言うだけでもかなり違ってくるのではないでしょうか?

外国人滞在者の、滞在許可更新義務に「タヒチ語学習」とするだけでも、外国人向けにタヒチ語学習塾の経営が成り立つかもしれません。

 僕は、最初真珠技術者としてタヒチに来ました。(その後、旅行業の就労許可も追加して取った)仕事の関係上、色々な離島、地域に行ったのですが、タヒチ語は、「隠語」(仲間言葉)として重要で、カタコトでもタヒチ語が使えるかどうかで、仕事場の雰囲気が全く違いました。

また、タヒチで古くから働いていた真珠技術者(諸先輩)が、英語が話せる世代ではなく、覚えやすいタヒチ語を使ったせいもあり、「日本人 = タヒチ語が通じる」と言うイメージもありましたので、日本人と分かると普通にタヒチ語で話しかけられました。

ただ、正規の学習で覚えたわけでは無いので、細かな文法や、熟語には今でも苦労していますので、外国人向けのタヒチ語学習講座があれば、受けてみたいと思います。

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